「デリカD5は故障が多いって本当?」「ディーゼルって壊れやすいんじゃ……」と不安になっていませんか。
わが家は中古で買ったデリカD5(後期・令和2年式)に3年乗っています。結論からお伝えすると、3年・約27,600km走って故障はゼロ。交換したのは消耗品だけです。
この記事では、実際の3年間の記録と、「故障が多い」と言われる本当の理由、そして故障を防ぐ乗り方・メンテナンスまで正直に解説します。
ネットだと「壊れやすい」って口コミも見るから心配……
実際に3年乗った記録と、噂の理由を両方見せるね。結論、乗り方次第だよ!
✅ この記事の結論
わが家のデリカD5は3年・約27,600kmで故障ゼロ(交換はワイパー・バッテリー・フィルター類などの消耗品のみ)。
「故障が多い」の正体は、主にディーゼル特有の煤(すす)問題と、古い年式の経年劣化の話です。
つまり「チョイ乗りだけ」を避けてオイル管理をすれば、怖がる必要はありません。
わが家の3年間の故障・交換記録【全公開】


| 項目 | わが家の記録(3年・約27,600km) |
|---|---|
| 購入時の走行距離 | 20,317km |
| 現在の走行距離(メーター) | 47,942km |
| わが家が走った距離 | 27,625km(年平均 約8,100km) |
| 故障・修理 | ゼロ |
| 交換した消耗品 | ワイパー/バッテリー/エアコンフィルター/エアクリーナー/アドブルー(補充) |
| 気になった症状 | ハンドルのゴリゴリ音(後述・解消済み) |
| 購入形態 | 三菱ディーラー認定中古(3年保証付き) |
中古なので、メーターの数字がそのまま自分の走行距離にはなりません。わが家は20,317kmの個体を買い、3年で27,625km足しました。前オーナー分を含めた総走行距離は、47,942kmです。
唯一気になったのは、ハンドルを切ったときの「ゴリゴリ音」。これは故障というよりデリカの持病レベルの症状で、原因と直し方はハンドルのゴリゴリ音の記事にまとめています。
ワイパーはBOSCH製へのセルフ交換、アドブルーは自分で補充して維持費を抑えています。バッテリーも車検の見積もりで交換をすすめられたため、サイズT-110を選んで自分で交換しました。エアコンフィルターはBOSCH製を選び、エアクリーナーもあわせてDIYで交換しました。工賃がかからないぶん、維持費を抑えられます。
なぜ「故障が多い」と言われるのか?3つの理由
故障ゼロのわが家からすると不思議な評判ですが、調べると理由が見えてきます。
😣 「故障が多い」と言われる理由
- ① ディーゼル特有の煤(すす)問題:チョイ乗りばかりだとDPF(排ガスフィルター)やEGRに煤が溜まり、不調の原因に
- ② 初代から19年の長寿モデル:古い年式の経年劣化トラブルの口コミが「デリカD5」として一緒に語られがち
- ③ 長く乗る人が多い:10万〜20万km乗るオーナーが多く、走行距離が伸びた後半のトラブル報告も目立ちやすい
つまり「デリカD5だから壊れる」のではなく、ディーゼル車全般の性質と、モデルの歴史の長さが評判の正体です。むしろ頑丈だから長距離を走る個体が多い、とも言えます。
注意すべき弱点・よくあるトラブル


| 症状・箇所 | 特徴 |
|---|---|
| DPFの詰まり | チョイ乗り中心の個体で起きやすい。警告灯・出力低下のサイン |
| EGRまわりの煤 | とくに初期型ディーゼル。アイドリング不安定・加速のもたつき |
| パワステ・エアコン・オルタネーター | 年式が古い個体の経年劣化で報告が多い箇所 |
| ハンドルのゴリゴリ音 | 持病レベルの症状。直し方はこちら |
※症状・傾向は整備情報サイトなどの一般情報に基づく目安です。個体差があります。
故障を防ぐ乗り方・メンテナンス【わが家の実践】


✅ わが家の故障ゼロの習慣
- オイル交換はディーラー指定の4,000kmごとを目安に(ディーゼルはオイル管理が命)
- 週末に長距離を走る:平日は通勤・送迎のチョイ乗りでも、週末の公園・アウトドアで長く走る→煤が溜まりにくい理想サイクル
- アドブルー・空気圧を自分で管理:日常点検が異変の早期発見に
- 認定中古+保証で買った:万一に備えた3年保証(結局出番なし)
オイル交換の記録を全部見せます【4回分】
「オイル管理が大事」と書かれた記事は多いものの、実際の記録まで見せているものは少ないはずです。わが家の交換記録カードをそのまま公開します。
| 回 | 交換日 | 交換時の走行距離 | 次回の指定 |
|---|---|---|---|
| 1 | 2023年8月10日 | 24,808km | 28,808km |
| 2 | 2024年3月8日 | 29,049km | 33,049km |
| 3 | 2025年2月17日 | 35,431km | 39,430km |
| 4 | 2025年9月22日 | 41,133km | 45,133km |
ディーラーの指定は4,000kmごとです。ただし実際の交換間隔は、4,241km・6,382km・5,702kmでした。正直に言うと、指定どおりぴったりには守れていません。
それでも半年から1年に1回、年1〜2回のペースでディーラーに預けることは続けてきました。次の交換は来月の予定です。神経質になりすぎず、けれど放置もしない。この距離感で3年間、故障ゼロを保てています。
平日チョイ乗りでも、週末にしっかり走れば大丈夫。うちがまさにその使い方だなぁ。
ポイントは「チョイ乗り“だけ”にしない」こと。週1回、30分以上まとまって走る機会があれば、ディーゼルの煤問題はぐっと遠ざかります。タイヤまわりの管理は空気圧管理の記事もどうぞ。
買う前は不安でした|3年保証の実際とディーゼル初挑戦


ここまで「故障ゼロ」と書いてきましたが、買う前から自信があったわけではありません。わが家にとってディーゼル車は初めてでした。
ディーゼルって初めてだし、故障が心配じゃなかったの?
正直、いちばんの不安は「故障」ではありませんでした
意外に思われるかもしれませんが、購入前にわが家が本気で悩んだのは燃費・車体の大きさ・維持費の3点でした。故障への不安は、そのうしろに隠れていたのです。
理由ははっきりしています。保証付きの認定中古を選んだ時点で、故障は「お金で先に解決した不安」になっていたからです。実際に3年乗って重くのしかかったのは、実燃費9.8km/Lと年間約30万円の維持費のほうでした。
3年間の良かった点と後悔は4人家族で3年乗った正直レビューに、デメリットと対策は後悔・デメリット8つの記事にまとめました。
3年保証は、結局いちども使いませんでした
✅ わが家に付いた保証
- ダイヤモンド保証プレミアム:3年間・走行距離無制限
- 購入時に装着されていたナビも保証対象
- 結果:3年間で使う場面はゼロ
「使わなかったなら無駄だったのでは」と思われるでしょうか。わが家の実感は逆です。保証があったから、遠出をためらわずに済みました。
週末に安心して長距離を走れた結果、煤が溜まりにくい乗り方が自然と続きました。保証は修理費の備えというより、デリカを気兼ねなく走らせるための後押しだったと感じています。
結局いちども使わなかったけど、この3年の安心料だと思えば納得だなぁ。
中古で「故障しにくい個体」を選ぶには


これから中古で買う方は、前オーナーの乗り方がポイントです。走行距離が少なすぎる個体は、実はチョイ乗り中心だった可能性もあります。
整備記録簿でオイル交換の履歴を確認し、できれば保証付きの認定中古を。くわしいチェックポイントはデリカD5の中古の選び方で解説しています。
よくある質問
まとめ|怖いのは「デリカ」ではなく「乗り方」
3年乗った実感として、デリカD5は正しく乗れば壊れない、頼れる相棒です。「故障が多い」という評判の多くは、ディーゼルの性質と古い個体の話。
オイル管理と「チョイ乗りだけにしない」乗り方——このシンプルな習慣で、わが家は今日も故障ゼロを更新中です。











