「夏の庭BBQ、正直しんどくなってきた……」と感じていませんか。
わが家は4人家族で、3年ほど庭でバーベキューを楽しんできました。ところが今年の夏、ついに屋外をあきらめて室内で焼肉ができるホットプレートを買いました。象印の「やきやき」EA-HA30です。
家で焼肉って、煙とにおいが心配なんだけど……
それが、換気扇だけで足りたんだよ。実際に焼いた写真も見せるね!
✅ この記事の結論
焼肉をしても換気扇だけで足りました。窓を開ける必要はありませんでした。
プレートは焼肉・たこ焼き・平面の3枚。子どもの大好きなたこ焼きも、お好み焼きも焼けます。
電気代は焼肉1回およそ60円(上限の目安)。炭を買う必要もありません。
正直に言うと、焼肉の味は炭火のロータスグリルに負けます。それでも手軽さが勝つ場面がある、というのがわが家の結論です。
ただしプレートがずっしり重いです。本体は軽いので、洗うときと収納が少しだけ大変になります。
なぜ庭BBQをやめて「家焼肉」にしたのか
理由はとてもシンプルで、夏の屋外が暑すぎたからです。
炭に火をおこして、焼いて、片付ける。この一連の作業を炎天下でやると、食べ終わるころには家族全員がぐったりしていました。せっかくの楽しいイベントが、夏場は修行のようになっていたのです。
じつは3年前、庭BBQ用に無煙コンロ(ロータスグリル)を買った記事のなかで、妻がこんなことを言っていました。
💡 3年前の妻の言葉
「着火作業が面倒だと、使用頻度が低下しますよね。」
まさにそのとおりになりました。ロータスグリル自体はとても良い製品です。それでも「炭を買う・着火剤を塗る・火をおこす」という手順が、暑さと重なって足を遠のかせました。
もうひとつの理由が、子どもたちがたこ焼きを大好きなこと。焼肉とたこ焼きが1台でできるなら、出番はぐっと増えるはずだと考えました。雨対策にタープテントまで用意した庭ですが、今年の主役は室内に移りました。
象印 EA-HA30とは|3枚プレートの基本スペック
象印のホットプレート「やきやき」シリーズの3枚プレートタイプです。まずは数字を整理します。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 消費電力 | 1300W |
| 温度調節 | 保温(80℃)〜250℃ |
| 深型穴あき焼肉プレート | 40.6×27.2cm・深さ3.2cm |
| 深型平面プレート | 40.6×27.2cm・深さ3.5cm |
| たこ焼きプレート | 40.6×27.2cm・30個・区切り線つき |
| 本体寸法 | 約48.5×31.5×20cm(3枚重ね時) |
| 質量 | 約9.0kg |
| 電源コード | 2.5m |


「煙が半分」は何と比べて半分なのか
公式サイトには「煙が半分、油の飛び散りは約90%カット」と書かれています。ただ、ここは正確に理解しておきたいところです。
この数字の比較対象は、他社製品でも旧モデルでもありません。同じ本体に付属する「平面プレート」との比較です。
| 公式の試験値 | 穴あき焼肉プレート | 平面プレート |
|---|---|---|
| 発煙量 | 110.9 | 297.0 |
| 油の飛散数 | 約1,220粒 | 約15,350粒 |
油の飛散は200℃・10分・牛バラ肉100gという条件での測定です。数字だけ見ると発煙量は6割以上減っている計算で、「半分」はむしろ控えめな表現でした。
逆に言えば「無煙」ではありません。
ただし、煙は本当に少なくて驚きました!
焼肉プレート|煙は本当に少ないのか【実際に焼きました】
いちばん気になるところですよね。結論からお伝えすると、キッチンの換気扇を回すだけで足りました。窓を開けずに焼き切れています。




正直なところ、買う前は半信半疑でした。ホットプレートで焼肉といえば、部屋じゅうに煙が充満するイメージだったからです。実際に焼いてみて、煙の少なさに驚きました。
思ってたより全然もくもくしない!これなら部屋でも平気だね。
さらにテーブルへの油はねもほぼ無し。ギトギト油汚れの心配もありません。
仕組みは庭BBQのコンロ記事で解説した原理と同じです。煙は肉から出た脂が熱源に触れることで発生します。EA-HA30は穴あきプレートに傾斜がついていて、余分な脂が下へ落ちる構造になっています。脂が熱源に触れなければ、煙も立ちにくいわけです。
✅ 焼肉で使ってわかったこと
- 換気扇だけで足りる(窓開けは不要だった)
- 深さ3.2cmで、脂はねが外に飛びにくい
- 250℃まで上がるので、肉がしっかり焼ける
- それでも無煙ではない。換気は必ず確保する
たこ焼きプレート|子どもが一番よろこんだ
わが子たちは、たこ焼きが大好物です。この機種を選んだ決め手も、正直ここにありました。
一度に30個焼けます。区切り線がついているので、丸めるのが苦手な子どもでも形を作りやすい設計です。






お店で食べる味とおなじでおいしい!
この一言が聞けただけで、買った価値がありました。家族で囲んで焼くので、食卓の時間そのものが長くなります。
平面プレート|お好み焼きも焼けます
3枚目の平面プレートは深さ3.5cmとしっかりあります。お好み焼きはもちろん、汁気のある料理にも使える深さです。




いちばん意外だったのは、生地がプレートにまったくくっつかなかったことです。裏返しても、こびりつきはありませんでした。表面にはトリプルチタンセラミックコート+という加工が施されています。
ただし、まだ買ったばかりです。新品だからという可能性は否定できません。使い込んだあとどうなるかは、あらためて追記します。
妻が一番よろこんだのは「片付け」でした
意外にも、家族でいちばん評価が高かったのは焼き上がりではなく後片付けでした。
汚れがスルッと落ちるし、乾燥は食洗機にお任せできるから楽!
プレートにとっ手がないぶん洗いやすく、汚れも落ちやすい形状です。わが家は洗うのは手洗い、乾燥だけ食洗機という使い方に落ち着きました。プレートが庫内にすっぽり収まるので、拭き上げの手間がなくなります。


ここがロータスグリルとの決定的な違いでした。わが家のロータスグリルはXLサイズで、大きすぎて食洗機に入りません。炭の後始末もあります。片付けのハードルは、使用頻度にそのまま跳ね返ります。
※食器洗い乾燥機の使用可否は、お使いの機種と取扱説明書をご確認ください。
電気代を実算|焼肉1回でいくら?
💰 電気代の目安(消費電力1300W)
- 1時間フルで使った場合 → 約40円
- 焼肉1回(1.5時間)→ 約60円
- ※電気代31円/kWhで計算
これは上限の目安です。設定温度に達すると自動で加熱を調整するため、実際にはこれより安く収まります。
炭を買い足す必要がないぶん、ランニングコストは読みやすくなりました。思い立った日に焼肉ができる手軽さのほうが、わが家には価値がありました。
気になった点|正直に3つ
😣 ここは覚悟が必要です
- プレートが重い:本体(ヒーター部)は軽いのに、深型プレートはずっしり。3枚合わせると総質量は約9.0kgで、洗うときと出し入れで実感します
- 無煙ではない:煙は確実に減りますが、ゼロにはなりません。換気は必須です
- 味は炭火に敵わない:正直なところ、焼肉のおいしさは庭のロータスグリル(炭火)のほうが上でした。香ばしさがはっきり違います
炭火の味は捨てがたい。だから両方持っておく、が今のところの答えかな。
庭のロータスグリルとどう使い分けているか


買い替えたわけではありません。季節と気分で使い分ける形に落ち着きました。
| 象印 EA-HA30 | ロータスグリル(XL) | |
|---|---|---|
| 熱源 | 電気 | 炭 |
| 場所 | 室内 | 庭 |
| 準備 | コンセントを挿すだけ | 炭を買う→着火剤→約3分 |
| 片付け | 食洗機に入る | 大きくて入らない・炭の処理あり |
| 味 | じゅうぶんおいしい | 炭火の香ばしさで一枚上手 |
| 出番 | 平日の夕食・夏・雨の日 | 春と秋の休日 |
真夏はEA-HA30、涼しくなったらロータスグリル。この結論にたどり着きました。味では炭火にかなわないからこそ、涼しい季節にわざわざ庭へ出る価値があります。炭火のBBQが気になる方は無煙コンロの記事もどうぞ。
こんな家族におすすめ/再検討したい人
😊 こんな家族には最高の1台
- 夏の屋外BBQに疲れてしまった家族
- 子どもがたこ焼き・お好み焼きを好きな家庭
- 思い立った日に焼肉をしたい人
- 片付けのラクさを最優先したい人
⚠️ こんな人は再検討を
- 煙をゼロにしたい人(無煙ではありません)
- 炭火の香ばしさを最優先する人
- 収納スペースに余裕がない人(3枚重ねで48.5×31.5×20cm・総質量約9.0kg)
よくある質問


まとめ|夏の焼肉は、室内という選択肢がありました
庭BBQをやめたわけではありません。暑い時期の逃げ道ができた、というのが正しい表現だと思います。
換気扇だけで焼肉ができて、子どもの好きなたこ焼きも焼けて、片付けは食洗機にまかせられる。
3年前に妻が言った「着火が面倒だと使用頻度が下がる」という指摘への、わが家なりの答えがこの1台でした。











