こんにちは地方暮らし30代共働きのデリカ夫婦です。
令和5年3月に中古で購入した新型デリカD5(型式3DA -CV1W)。
乗り始めてあと少しで2年が経過。
先日、ディーラーで車検の見積もりをした際に
「バッテリーが交換時期です」と言われ
交換料金の見積もり額が約55,000円(税込み)
『純正バッテリーしかつけれないので、どうしても高くなります』と言われました。

それにしても、高すぎる‥‥笑
しかし、自分でバッテリー交換すれば半額以下で交換できました!!


今回セルフ交換でかかった費用はトータル22,533円でした。
さらに、純正品よりも高品質なバッテリーがネットで買えて安い!
(後述のAmazonで買えるバッテリーは16,000円〜27,000円程度)



バッテリー交換は手順を守れば誰でも簡単にできます!
デリカD5ユーザーの皆さんが高いお金を払わないで済むように!
皆さんに共有しようと思い、バッテリー交換の仕方をブログ記事で紹介します。
デリカD5ユーザーの方に少しでも参考になればと思います。
この記事を読むメリット
- バッテリーの交換時期が分かる
- バッテリー交換ができるようになる
- 車の維持費を安くできる
- ネットで買えるおすすめのバッテリーを紹介



とにかくバッテリーの交換方法が知りたい方は、目次のデリカD5のバッテリー交換方法・手順を解説をクリックして下さい!



まずは、バッテリーの交換時期の目安を紹介します。
バッテリーの交換時期
バッテリーの交換時期の目安としては以下の症状が上げられます。
バッテリー交換の症状
- バッテリー上がり
- エンジンのかかりが悪くなる
- ヘッドライトが暗い
- パワーウィンドウの動きが遅い
- アイドリングストップが機能しない
- テスターでバッテリーの劣化を認める
バッテリー交換の目安は一般的に2〜3年が推奨されています。
しかし、上記の症状が見られたら交換時期を迎えてなくても、交換が必要になります。



バッテリーが上がって走行不能にならないように、早めの交換がおすすめ!
バッテリーの劣化度はCCAで分かる|CCAが7割以下なら交換目安
バッテリーの点検は、ディーラーやイエローハットなどの自動車用品店、ガソリンスタンドなど無料でしてくれます。
今回、バッテリーの交換を指摘されたので、テスターを購入してCCA値を実測しました。
CCAとはコールドクランキングペアーの略で、−18℃の環境下でバッテリーにエンジンを始動させる能力がどれだけあるかを表す性能の基準値です。一般的に新品の7割程度が目安とされています。
CCA値を測定した結果


デリカD5のバッテリーサイズはT-110で、CCAの基準値は820Aです。
テスターの入力値を820CCAに設定して測定した結果‥‥



603CCAでした!電圧は12.53V
CCAが7割以下だと交換目安なので
820×0.7=570CCAを下回ると交換が必要になってきます。


Amazonで購入したBOSCHの新バッテリーは952CCAで文句なしの結果。
電圧も12.72Vでこちらも文句なし。



BOSCH製は高品質ですね!!



テスターは一家に一台あると便利ですよ!
\今回使用したテスター(残量・健康度が分かる)/
デリカD5(後期型)に必要なバッテリーはアイドリング対応モデル


後期型デリカD5(2019年2月〜)に搭載されるバッテリー適合サイズはT-110
デリカD5の後期型(マイナーチェンジ後)は、ディーゼルエンジンでアイドリングストップ車になります。
そのため、T-110サイズでアイドリングストップ専用バッテリーが必要になります。
\今回装着したBOSCHの高品質バッテリー/



ディーラーとは比べ物にならないくらい格安!
使用環境や予算に合わせて、バッテリーを選びましょう!



参考までに、私のデリカは2020年製の型式3DA -CV1Wです!
厳選したバッテリーを3つは後述で紹介しています。
デリカD5のバッテリー交換方法・手順を解説


今回はBOSCHT(ボッシュ)製の『T-110/145D31L』を購入しました。
このバッテリーは完全メンテナンスフリーで補水が不要です。



補水や比重測定しなくて良いのは助かる〜
\今回装着したBOSCHの高品質バッテリー/



それでは交換方法をデリカユーザー目線で解説します。
バッテリー交換時の必需品





まずは必要な物を揃えましょう!
交換に必要な道具は
- 10mmスパナ
- 12mmソケットレンチ
- 絶縁手袋
- メモリーキーパー(任意)
絶縁手袋は100均一などに売ってあるもので十分です。
メモリーキーパー使用時には時間制限があり、30分以内に作業を完了させる必要があります。
バックアップをとらなくても、車の使用には影響はありませんが、一部設定をやりなおやさいといけない可能性があります。



メモリーキーパーを使用しないと、スライドドアが開かなくなる不具合やトリップメーターなどのメモリーも消失する可能性も‥。
さまざなまバックアップ電源が販売されてますが
クリップ式は、バッテリーの載せ替え時にコードが邪魔になりやすいです。
OBD端子(OBD2コネクタ)を利用するものが作業の邪魔にならずオススメ。


デリカD5のコネクタ差込口は、運転席のアクセルの上部にあります。



安価なので、是非購入しましょう。
\今回使用したメモリーキーパー/
バッテリー交換手順を解説|画像で分かり易く
交換手順
- ボンネットを開ける
- エアダクトを取外す
- バッテリーホルダーを外す
- メモリーキーパーを取り付ける
- 旧バッテリーを外す
- 新バッテリーを置き、バッテリーホルダーで固定
- 新バッテリー接続
- エアダクトを戻す
- メモリーキーパーを外す
- エンジン始動確認
- 交換年月日と走行距離をメモ



バッテリーの交換手順は上記の手順で行います。
注意点として、先述したメモリーキーパーを利用するには30分以内に作業を完了させる必要があります。
そのため、スムーズにバッテリーの取外し・取付けができるよう、下準備が大切になります。



30分以内に終わらせる為には、バッテリーホルダーまで事前に外しておく必要があります。
ボンネットを開ける


まずは、運転席アクセル横のロックを解除しボンネットを開ける。
エアダクトを取り外す


エアダクトを外さないとバッテリーにアクセスできません。
エアダクトを外すには12mmのソケットが必要です。


2箇所のボルトを外したら、エアダクトを持ち手前に引くと簡単に抜けます。



戻す際は、逆の手順で行います。
バッテリーホルダー(バッテリーフレーム)を外す


バッテリーホルダーは10mmのレンチで外します。


ホルダーは、バッテリー下部のどこかにL字の長いボルトの先端が掛かって固定されてます。


2箇所のナットを少し緩めたら、L字のボルト(黄色丸で囲った2箇所)の先端が外れます。



ホルダーを外すまでが下準備になります!!
メモリーキーパーを取り付ける


OBD端子(OBD2コネクタ)にメモリーキーパーのコネクタを接続。
バッテリーマークが点灯したら、正しく接続されています。


接続後は、ダッシュボード上など、バッテリー交換中に目視できる場所におきます。


デリカD5のコネクタ差込口は、運転席のアクセルの上部にあります。
旧バッテリーを外す


バッテリー交換時の端子の順番
- バッテリー外す:マイナス側端子 、プラス側端子
- バッテリー取付:プラス側端子 接続後、マイナス側端子



端子を繋ぐ順番は絶対に間違えないようにして下さい!感電やショートの危険性があります。



絶縁手袋をつけて作業しましょう!
まずは旧バッテリーのマイナス端子を取り外します。


10mmのメガネレンチを使用してナットを外します。


簡単に外す予定でしたが、端子部分が固着していたため
ゴムのハンマーで叩いたり、ドライバーを使用して端子を外しました。(笑)



外したマイナス端子は邪魔にならず、金属に触れない位置に避けます。
外した端子をガムテープやマスキングテープ等で固定すると楽かもしれません。


マイナス端子を外したら、メモリーキーパーが給電状態になっていることを確認する。
給電マーク
バックアップが正しくできてます。

プラス端子も10mmレンチを使用してナットをある程度緩めたら、簡単に外れます。
プラス端子も金属に触れない場所に避けておきます。


デリカD5はバッテリーケースごと取り外せます。
取手がついているので、上に引き上げたら外せます。



僕は知らなかったので、バッテリーのみ持ち上げてとても重かった。
新バッテリーを置き、バッテリーホルダーで固定


ケースから旧バッテリーを外したら、端子の位置に注意して、新しいバッテリーをケースにのせます。
バッテリーケースに乗せたら、ケースごと元のあった位置に戻します。



BOSCHのバッテリーは重さ23kgありますが、取手がついてるので持ち運びに便利。


10mmのレンチを使って、ホルダーのナットを締め付けます。
しっかりと締め付けたら、手でホルダーを左右に揺すって動かないことを確認します。
新バッテリー接続


- バッテリー取付:プラス側端子 接続後、マイナス側端子
新バッテリーについているキャップを外して、プラス端子から接続します。
端子の根本まで押し込んでから、ナットを締め付けます。
手で揺すって回転しないことを確認します。
回ってしまい固定が甘い場合は、再度締め直します。


マイナス端子も同様に締め付けていきます。


バッテリーが正しく接続されたら、LEDインジケータの電池マークとバッテリーマークが点灯。
エアダクトを戻す


外していたエアダクトをエアクリーナーに取り付けます。





外した順番と逆の手順です。
エアダクトをはめ込んだら、12mmのレンチでナットを締め付けます。
メモリーキーパーを外す


OBD端子(OBD2コネクタ)からメモリーキーパーのコネクタを引き抜きます。



最後に動作確認ですね!
エンジン始動確認


エンジン始動後、『ブオーン』と音が鳴り、元気にエンジンが始動すれば交換が完了です。



メモリーキーパーのお陰で、トリップメーターも交換前のまま記憶されてました。
交換年月日と走行距離をメモ


BOSCH製デリカD5用のバッテリーは装着後から3万キロ・18ヶ月までの保証期間があります。
忘れないうちに、バッテリー交換年月日と走行距離は記載しておきましょう。
デリカD5(後期型)におすすめのバッテリー3選|デリカユーザーが厳選
今回バッテリー交換するにあたって、さまざまな製品を探した結果
以下3つのバッテリーを厳選しました。



この中から選べば間違いなし!!
\寒冷地にもおすすめの国産製バッテリー カオス/
\今回装着したバッテリー(メンテナンスフリー)/
\安く抑えたい方におすすめ/



本当にネットは安いですね!!
使用環境や予算に合わせて、バッテリーを選んで下さい!
旧バッテリーの処分|買取業者に持っていくとお得でした


ガソリンスタンド、車用品店(オートバックス等)でバッテリーの無料回収が行われてます。
もちろん、ディーラーでも無料で回収できますと言われましたが
せっかくブログを書いているので、皆さんの参考になればと思い
大した金額にはならないと思いつつ、バッテリー買取店に直接持ち込みました。
時期によって、買取価格にバラツキがあるそうですが
バッテリー1Kg=103円(2025/2/17時点のレート)での買取を提示されました。
旧バッテリーの重さが20Kgあったので、103円×20kg=2,060円で売れました。



まさか売れるなんて思っていませんでした。



インターネットでバッテリー買取業者を調べましょう!近所にあれば直接持ち込みましょう!






まとめ


自分でもバッテリーの交換ができそう!!と感じて頂けましたか?
ディーラーやガソリンスタンドで交換をしてもらうのは
とても楽ですが費用が高くなりがちです。
実際に自分で交換するよりも費用は2倍超え‥‥
選ぶバッテリー次第で価格が変わりますが


今回バッテリーを交換した費用は、22,533円でした!
これからも、自分でできることは、自分達でやって倹約に努めていきたいものです。
\エアコンフィルターも自分で変えると安く済みます!下の記事で紹介/



次のバッテリー交換も、自分で行います!
皆さんも少しでもお得にデリカを維持していき、快適なカーライフを送っていきましょう。



